ごだんのしおり

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菓子折りの中にはこの栞をお入れいたします。

『ごだん』につい

『ごだん』とは、広辞苑によると、後段と書き、江戸時代、饗応の時に飯の後にほかの飲食物をだしたこと。

とあり、デザートとして出されたものが慶事、仏事の引き出物として現在に至ったものと思われます。

和菓子の命は「あんこ」です。それは、日本の食文化の中にあって、味噌、醤油等と共になくてはならない癒しの味です。そのあんこの味が一番良くわかるのが『ごだん』です。   大正時代生まれの方々から聞くと、甘い物が貴い時代だった為、一家の代表がお葬式や法事から帰ってくるのを家族みんなで待っていて、ごだんを等分して楽しんだと聞いております。   

この度は、 ○○ 様のご注文で家紋の

『丸に○○○』を羊羹に埋め込み調製致しました。

お茶のひととき、故人を偲んで頂ければ幸いです。

          

             郷土和菓子処  小松屋 店主

       

                              

 

○○にはお客様のお名前、家紋の名称が入ります。


このしおりの文章は、小松屋のオリジナルです。